社会人2年目。会社を辞めたくて上司の前で号泣する。
社会人2年目の皆さん、今やってる仕事楽しいですか?
仕事やめたくないですか?
私は1年目の冬ごろからやめたくてたまりませんでしたが
「冬のボーナスもらうまでは…」「期末賞与もらうまでは…」と
ズルズルとここまで来てしまいました。
私の所属している部署は総務課。
ざっくり言うと「会社の人が快適に働けるようにサポートする」と言う部署。
自我が強く、思いやりも気遣いもない私は
(人のサポートするのまじで向いてない)と毎日思いながら仕事していました。
大学の時に
- 彼氏にめっちゃつくす友達(自分だって忙しいのに彼氏に毎日夕食を作る等)
- バーベキューの時は率先して皿を配ったり肉を焼いたりする友達
- 飲み会の時には自ら下座に座り、空いた皿やグラスを回収する友達
を見て来て
「すごい気配りだ!だが私にはそこまで出来ない!」
「自分でできることは自分でそれぞれやれば良くない?」
「私に同じように振る舞えって言われても無理だ…」
と思ってしまうような人間だったので、そういう友達には総務課向いてるんだろうな〜〜って思います。
自我が強すぎるあまり「私はこれを成し遂げたーー!!!」みたいな達成感がある仕事は楽しくてしょうがないんですけどね。
なので毎日
「本当に向いてない…周りの気配りできる先輩と比べてしまって
私が心根からダメ人間だとはっきり分かるぜ…」
と思いながら仕事をしていました。
突然巡って来たチャンス
朝出社した途端、
同じ部署の先輩にこう言われました。
「今日部長・課長との成績フィードバック面談があるらしいよ…」と。
ヒィエエ〜〜〜
絶対しこたま言われるやつ〜〜〜〜
だって私仕事全然できてないもん〜〜〜
と慄然としておりました。
でも同時に
4月当初から毎日
「今日こそは先輩に『会社辞めたいです』って伝えるぞ…」
⇨できない
という日々を過ごしていたので
今日の面談で部長と課長に一気に伝えれるなら好都合…
心の準備は何もできてないけど
会社辞めたいという私の意思は絶対に見せたい!!!
と意気込んでいました。
面談
部長と課長はにこやかに「そんなに緊張しなくて良いよ」と言ってくれましたが
私は(辞めたいっていうぞ…)とドキドキしていました。
課長から「きゃさりんさんがこの1年でできるようになったことを教えて?」
という質問に対して
「何も出来るようになった気がしません。
総務向いてないって思います。私性格悪いんで…。」
って答えました(尖ってる)
「なんで!?そんなことないでしょ!」
「きゃさりんさんの『話しかけやすい雰囲気』は、
天性のものだし、他の人には無いものだし、
総務にとって大事なことだよ。」
「実際他の人からよく話しかけられるでしょ?」(優しい)(嬉しい)
「確かに話しかけられますけど、
性格悪いんで(私に聞かないで)って思いますし
『分かりません』って答えちゃいます。
他の総務の先輩は自分が分からなくても話しかけて来た人と一緒に考えようとしてて、優しいな〜私には出来ないな〜って思います。」
そう答えると
「まぁまだ2年目だし、幸い今年はきゃさりんさんの下に新卒入って来てないし、まだまだ質問しまくって大丈夫だよ。」
「1年しか働いてないのに、向いてないって決めるつけるのは早いよ。実際1年じゃ分からないことだらけだよ。」と言われてしまい
部長と課長は優しい言葉を言ってくださってるのに
1年ずっと働いて、向いてないって思うのは早とちりなのか…
私は「向いている」って思うまであと何年働けば良いのだろう…
と絶望しました。
「反対に、仕事で出来てないことは何?」
「それはもう全部です。全てに置いて出来てないです。」
っていうとそれは具体的じゃないよと言われ
具体的に答えました。
すると部長と課長から私が出来てないことに対して
それぞれ優しいアドバイスをくれたのですが
私はそのアドバイスにですら
(私そんなに頑張れない)と思ってしまいました(最低)(最悪)
部長と課長の話を聞いているうちに
(本当に私はこの仕事向いてないのに!)
(この仕事を「できるようになるための努力」をする気も最早ないのに!)
と思ってしまう自分への嫌悪感もあって涙腺が崩壊してしまいました。
会社で人前で泣いたのは初めてですし、
人と話す時はいつも笑顔でいることを心がけていたので
「そんなに悩んでたの??」と驚かれました。
「ほんと向いてないんで、次の新卒が入ってくる前に辞めたいって思ってました」
「彼氏にも『社会人になって変わったね』って言われるし、自分でも性格悪くなったな、もっと良い子だったのになって思うんです。」
「きゃさりんさんは総務の中でも仕事頼みやすいし、
(それは私が一番下っ端だからなのでは?)
報告も総務の中でちゃんとしてくれる方だし
いなくなると困る」
と言ってださり、(私の評価ってそうだったのか〜)と嬉しくもありましたが
(ここまで言うのが今の私では精一杯…。こう返されると難しい…
これは当分やめれんやつ〜〜〜〜)
と辛くなりました。
後ろ向きな理由だけじゃなく、前向きなことも言っておかねばと思い、
「私は死ぬ間際に、もっとあの時こうすれば良かったって思うような人生は嫌なんです」
「私にとって、仕事以外でやりたいことはいっぱいあるのに会社にいると時間の制約で出来ないのがつらいのでやめたい」
ここまでは泣きながらなんとか言いました。
で、具体的に
「ワーキングホリデーには30歳という年齢制限があるので、そういうのにも行ってみたいんです」と伝えると
「そのための英語の勉強はしているの?」
「あんまりしてないです」
「じゃあまずは勉強しなきゃ。結局は自分が強くならなきゃいけないんだよ」
と言われてしまいました。(コイツマジゆとりって思われたろうな)
もうメンタルズッタズタだったので
(これはTOEIC良い点数取らなければ辞めれないやつじゃん…これ以上強くなるなんて無理だよ私…)ともう何も言い返せませんでした。
面談の最後には
- そんなに辛いなら毎月会社にきて貰っているカウンセラーの先生に相談してみて
- 我々(部長と課長)にもいつでも相談して良いから
という風に言われました。
(優しいなぁ)
まとめ
この面談を通して伝えたかったことは
「向いてないので辞めたい」ということでしたが
「きゃさりんさんは自分が思ってるよりもこの業務向いてるって!辞めるなんて言わないで!」と丸め込まれた?感じになってしまいました。
なので退職理由を述べたい時は
「向いてない」といった後ろ向きな理由では
「向いてるから大丈夫」と言われるので前向きな理由を述べるのが
良いでしょう…!!!
今まで「口先で辞めたいって言うだけで、行動に起こせていない」と言う状態だったので
実際に上司に辞めたいって言うことが出来たのはスッキリしました。
管理職って本当に大変だなぁ…私のような部下をどうにかしないといけないから…と思いました。
この面談があったのがGW前です。
GW最終日が終わろうとしている今、明日の出社が恐ろしくて仕方ありません…
今週のお題「ゴールデンウィーク2018」